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Tenable Research、クラウドセキュリティ課題への対応が追いつかない企業の実態を明らかに

調査により、ハイブリッド、マルチクラウド、AI システムの急速な普及がセキュリティの盲点と複雑性を拡大していることが判明

2025 年 9 月 10 日 · マサチューセッツ州、コロンビア

サイバーエクスポージャー管理ソリューションを提供する Tenable® (NASDAQ: TENB) は、最新の調査レポート『クラウドとAI に関するセキュリティの現状2025』を発表しました。この調査により、ハイブリッド環境、マルチクラウド、AI システムの急成長が従来のクラウドセキュリティ戦略を上回り、新たなリスクと複雑性を生み出していることが明らかになりました。

調査によると、現在 82% の組織がオンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッド環境を利用しており、そのうち 63% は平均 2.7 のクラウド環境を運用しています。各 IT 環境が独自のツールやポリシー、責任分担モデルを持ち込むことで、クラウドおよび AI ワークロードの可視性が分断され、セキュリティチームに盲点を生じさせています。その結果、リスク監視のギャップや不整合なアイデンティティ管理が攻撃者に悪用されるリスクが高まっています。AI 活用が進むことで環境の複雑性はさらに増し、最大の弱点の 1 つがアイデンティティとなり、一貫性のないガバナンスと過剰な権限がクラウド侵害の主要因として浮き彫りになっています。

こうした状況の背景には、コスト削減圧力、規制要件、パフォーマンスニーズなどがあり、場合によっては企業が、管理をより強化するためクラウドワークロードをオンプレミスに戻す動きも見られます。調査では、多くの組織が統合セキュリティ監視 (58%)、クラウドセキュリティポスチャー管理 (57%)、XDR(拡張検出と応答) (54%)といったソリューションを導入している一方で、ハイブリッドやマルチクラウド環境全体にわたる広範な可視化は依然として不十分であることが示されました。

依然として多くのツールがサイロ化しており、統一的なリスク管理を実現できない状況が続いています。 その結果、ポリシー施行やアイデンティティ管理、リスク監視といった基本的なセキュリティ機能を安定的に確保できている組織は限られています。

今回の『クラウドとAI に関するセキュリティの現状 2025』は、Tenable とクラウドセキュリティアライアンスの共同調査として実施され、世界中の 1,000 名以上の ITおよびセキュリティ専門家を対象に、急速に複雑化するクラウドおよび AI 主導型インフラにおけるリスク管理戦略を調査しました。

Tenable の製品およびリサーチ担当 VPのリアット・ハユン( Liat Hayun) は、次のように述べています。「今回の調査結果は、現場で私たちが毎日目にしている現実を裏付けています。AI ワークロードはクラウド環境を根本的に変革しており、従来のツールでは対処できない新たなリスクを生み出しているのです」

クラウドセキュリティアライアンスの共同創設者兼 CEO のジム・リーヴィス(Jim Reavis)氏 も、「私たちはクラウドコンピューティング史上、最速の進化の真っただ中にいます。しかし今回の調査で明らかになったように、多くのセキュリティ戦略はすでに時代に遅れを取っています。対策を講じないことによるリスクは日々増大しています。組織は現在のアプローチを再考し、保護するテクノロジーと同じ速さで進化できるような適応性と将来性を備えた防御策を再構築する必要があります」と警鐘を鳴らしています。

Tenable Cloud Security は、組織が IT、ハイブリッド、およびマルチクラウド環境全体で可視性とリスク管理を統合できるよう支援します。アイデンティティ、設定ミス、アクセス管理といった課題に直接対応し、AI 特有のリスクを戦略に組み込むことで、セキュリティチームを事後対応型のインシデント管理から事前対応型のエクスポージャー管理へと転換します。

調査レポート『クラウドとAI に関するセキュリティの現状2025』は、こちらよりダウンロードいただけます。

Tenable Cloud Security について詳しくはこちらをご覧ください。https://www.tenable.com/cloud-security 

また、こちらのブログ記事をご一読ください。

Tenable について

Tenable® は、企業のビジネス価値や評判、信頼の失墜を招くセキュリティのギャップを明らかにして解決するサイバーエクスポージャー管理ソリューションを提供しています。AI を活用したサイバーエクスポージャー管理プラットフォームにより、アタックサーフェス全体にわたるセキュリティの可視性、インサイト、アクションを根本的に統合することが可能です。それにより、現代の組織に存在する IT インフラからクラウド環境、重要インフラ、それらのはざまに至るまで、あらゆる場所に対する攻撃を防ぎます。セキュリティエクスポージャーに対する保護を提供することで、Tenable は世界中のおよそ 44,000 を超えるお客さまのビジネスリスクを軽減しています。詳しくは、jp.tenable.com をご覧ください。

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【本件に関するお問い合わせ先】

Tenable

[email protected]

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