Tenable 、脆弱性優先順位付けで AI を活用した画期的な機能を発表
Tenable AI Exposure が、普及が進んでいる生成 AI ツール (ChatGPT Enterprise や Microsoft Copilot など) に今までにない優れた制御性と可視性を提供
2025 年 8 月 6 日 · メリーランド州コロンビア、およびラスベガス
サイバーエクスポージャー管理ソリューションを提供する Tenable®, Inc. は、業界をリードする脆弱性優先度指標 Tenable Vulnerability Priority Rating (VPR)の最新版を発表しました。
更なる生産性の向上に向けて生成 AI を我先に導入する機運が高まる中、意図しない、新しい、複雑で、多くの場合目に見えないエクスポージャーの領域が発生しています。強力な AI ツールを従業員がどのように使用しているのかをセキュリティ担当は把握しきれず、どのような機密データが露呈しているのか、攻撃者によってどのように悪用される可能性があるのかなどが可視化されていません。精度とフォーカスをさらに向上させ、最大の脅威となるリスクの解消に対応できるように進化した新しいTenable VPRは、生成 AI を原動力に脅威インテリジェンスやコンテキスト(文脈)を考慮したスコアを提供するため、組織は脆弱性が事業に与える影響や武器化情報、的確な修正方法などをすばやく把握できます。
「シャドー AI を検出するだけでは不十分です。本格的なエクスポージャー管理戦略には、AI フットプリントの全容を把握して関連するリスクを管理し、その使用をポリシーに従って統治できるエンドツーエンドのソリューションが必要です。まさにそのようなソリューションを、今日、Tenable が皆様にお届けします」と Tenable の共同最高経営責任者兼最高税務責任者の Steve Vintz が発表し、「Tenable AI Exposure は、AI 技術を導入する組織が派生するリスクを容認せず、安全に生成 AI の将来性と前向きに取り組めるように、可視性と制御性を提供します。これはエクスポージャー管理の進化において極めて重要な進歩です」と述べています。
エージェントレスのデプロイメントで数分でカバレッジが提供できる、Tenable One と一体になった AI Exposure は次の機能を実現します。
- 包括的な AI 検出: Tenable AI Awareから得られるインサイト、AI Security Posture Management (AI-SPM) のスキャン結果、継続的な監視の力を統合して、企業環境全体での承認・非承認の AI 利用を特定します。AI 使用者のシステムとの相互作用、データの流れ、リスクが生じるような行動を詳細に理解することができます。
- AI エクスポージャー管理および優先順位付け: AI-SPM の機能を活用して、AI エクスポージャーのリスクを特定して優先順位を付け、管理することを支援します。機密データの漏洩 (PII、PCI、PHI)、設定ミス、外部ツールとの安全でない統合などを検出します。
- AI 利用の統括と制御: AI の利用状況を制御するセキュリティのガードレールや組織全体の方針を基に、ユーザーの危険な振る舞いを防ぎ、プロンプトインジェクション、ジェイルブレイク、悪意のある出力操作などの悪影響を緩和します。
Tenable AI Exposure は Tenable One プラットフォームに統合されるので、アタックサーフェス全体のリスクを統一した視点から捉えることができます。また、Tenable AI Aware と AI-SPM に新しいガバナンス機能が組み合わされ、企業の AI 使用を検出、管理、保護できる包括的な機能が追加されます。
Tenable AI Exposure は、現在、プライベートのカスタマープレビュープログラムでご利用いただけます。一般提供は 2025 年内に開始する予定です。当社ブログの本日の投稿で詳細をご覧ください。
Black Hat USA 2025 で Tenable AI Exposure のデモをご覧に入れています。Tenable の #2440 ブースまでお越しください。当社プロダクトマネージメント VP の Tomer Avni によるBlack Hat セッション、題して「AI に防御を分割させるな: AI アタックサーフェスに向けて統一戦線を」にもご参加ください。8 月 6 日太平洋時間午前 11:20 に Business Hall Theater A にて開催されます。
Tenable について
Tenable® は、ビジネス価値、評判、信頼を損なうサイバーセキュリティにおけるギャップの明確化と遮断を行うエクスポージャー管理ソリューションを提供する会社です。同社の AI を活用したサイバーエクスポージャー管理プラットフォームにより、アタックサーフェス全体にわたるセキュリティの可視性、インサイト、アクションを根本的に統合することが可能です。それにより、現代の組織に存在する IT インフラからクラウド環境、重要インフラ、その他のあらゆる場所で攻撃を防ぎます。企業におけるセキュリティエクスポージャーを保護することで、Tenable は世界中の 44,000 社を超えるお客さまのビジネスリスクを軽減しています。詳しくは、jp.tenable.com をご覧ください。
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【本件に関するお問い合わせ先】
Tenable