Facebook Google Plus Twitter LinkedIn YouTube RSS Menu Search Resource - BlogResource - WebinarResource - ReportResource - Eventicons_066 icons_067icons_068icons_069icons_070

Tenable ブログ

ブログ通知を受信する

10月のOracle Critical Patch Update、脆弱性を180件修正

オラクルは、10月のCritical Patch Updateで、180件の脆弱性に対処する219のセキュリティパッチをリリースしました。これには、Oracle NoSQL Databaseにおける「緊急」の脆弱性が含まれています。

10月15日、オラクルは四半期毎の脆弱性に対する修正プログラムの一環として、2019年10月Critical Patch Update(CPU)をリリースしました。このアップデートには、複数のオラクル製品における219のパッチが含まれ、180件の脆弱性が修正されています。以下は、今月のリリースで対処された脆弱性を持つ製品ファミリの完全なリストです。

  • Oracle Construction and Engineering
  • Oracle Database Server
  • Oracle E-Business Suite
  • Oracle Enterprise Manager
  • Oracle Financial Services Applications
  • Oracle Food and Beverage Applications
  • Oracle Fusion Middleware
  • Oracle GraalVM
  • Oracle Health Sciences Applications
  • Oracle Hospitality Applications
  • Oracle Hyperion
  • Oracle JD Edwards
  • Oracle Java SE
  • Oracle MySQL
  • Oracle NoSQL Database
  • Oracle PeopleSoft
  • Oracle Policy Automation
  • Oracle Retail Applications
  • Oracle Siebel CRM
  • Oracle Supply Chain
  • Oracle Support Tools
  • Oracle Systems
  • Oracle Virtualization

分析

この四半期のCPUには、CVSS 9以上の脆弱性も含まれています。 これらの脆弱性が悪用されると、認証されていないユーザーによるアクセスまたは脆弱な資産の完全な乗っ取りが引き起されるおそれがあります。ここでは、CVSS 9以上のCVEの一部について詳しく説明します。

Oracle NoSQL Database | CVE-2018-14721

今月対処された脆弱性の中で最も注目すべきものの1つはOracle NoSQL Databaseの脆弱性CVE-2018-14721で、19.3.12より前のすべてのバージョンに影響を与えます。この脆弱性は、jackson-databind NoSQLコンポーネントに存在します。この脆弱性を悪用すると、HTTP経由のネットワークアクセスを持つ認証されていない攻撃者により、Oracle NoSQL Databaseが乗っ取られるおそれがあります。この脆弱性は、オラクルの2019年1月のCPU、および、他のオラクル製品で以前に対処されています。

Oracle MySQL | CVE-2019-8457

CVE-2019-8457は、Oracle MySQLのSQLiteコンポーネントにある境界外読み取りに関する脆弱性で、認証されていない攻撃者によりMySQL Workbenchが侵害され、乗っ取られる恐れがあります。Oracle MySQL 8.0.17以前のバージョンが影響を受けます。

Oracle Enterprise Manager | CVE-2016-4000

CVE-2016-4000は、Oracle Enterprise Managerの脆弱性で、この脆弱性を突くと認証されていない攻撃者は、悪意のあるHTTPリクエストを送信して脆弱なホストを完全に乗っ取ることができます。この脆弱性はOracle Enterprise ManagerのJythonコンポーネントに存在し、攻撃者は細工されたシリアル化されたPyFunctionオブジェクトを使用して任意のコードを実行する可能性があります。

Oracle Construction and Engineering | CVE-2017-6056、CVE-2019-14379、CVE-2019-14379、CVE-2019-3020

CVE-2017-6056は、Instantis Enterprise、残りのCVEはPrimaveraで発見された脆弱性です。これらの脆弱性を突くと、認証されていない攻撃者は脆弱なコンポーネントに悪意のあるHTTPリクエストを送信し、侵害された標的の管理アクションを完全に乗っ取り、任意のコードを実行する可能性があります。影響を受けるPrimavera製品には、Primavera P6、Primavera Gateway、およびPrimavera Unifierが含まれます。

Oracle Middleware | CVE-2016-1000031 & CVE-2019-2904

CVE-2016-1000031は、Apache Commons FileUploadライブラリに存在するリモートコード実行の脆弱性で、以前にOracle CPUで対処されています。今月のリリースでは、Oracle Fusion MiddlewareのVirtual Directory Serverコンポーネントにおける脆弱性が修正されました。この脆弱性は2016年にTenable Researchによって最初に発見され、以降、複数のOracle製品にパッチが適用されています。これは悪用されやすい脆弱性で、攻撃者はHTTPリクエストを使用してOracle Virtual Directoryを侵害できます。

CVE-2019-2904は、Oracle JDeveloperのADF FacesコンポーネントおよびOracle Fusion MiddlewareのADF製品における不特定の脆弱性です。この脆弱性は「簡単に悪用できる」と説明されており、悪用されると認証されていないリモートの攻撃者は、巧妙に細工されたHTTPリクエストを送信することによりOracle JDeveloperとADFを侵害し、乗っ取ることができます。

Oracle PeopleSoft | CVE-2016-0729, CVE-2019-3862

CVE-2016-0729は、Apache Xerces-CのXMLパーサーライブラリにある複数の「緊急」のバッファオーバーフローの脆弱性で、2016年に最初にパッチが適用されています。この脆弱性は、Oracle PeopleSoftのIntegration Brokerに存在します。この脆弱性を突くとリモートの認証されていない攻撃者によりサービス拒否を引き起こされるおそれがあります。

CVE-2019-3862は、libssh2 における境界外読み取りに関する脆弱性で、SSH_MSG_CHANNEL_REQUESTパケットにペイロードがなく、終了ステータスメッセージが不適切に解析されるために発生します。この脆弱性は、2019年3月に修正されています。この脆弱性は、Oracle PeopleSoftのファイル処理機能に存在します。

ソリューション

この CPU でオラクルが提供するすべての関連するパッチを適用することを推薦します。詳細については、2019年アドバイザリをご覧ください。

影響を受けているシステムの特定

この脆弱性を識別するための Tenable のプラグインのリストは、リリースされた時点でこちらに表示されます。

詳細情報

Tenable コミュニティの Tenable セキュリティレスポンスチームに参加してみませんか。

現代のアタックサーフェスを総合的に管理する Cyber Exposure Platform を初めて提供した Tenable について詳細情報をご覧ください。

今すぐ Tenable.io Vulnerability Management の60日間無料トライアルをお試しください。

関連記事

役立つサイバーセキュリティ関連のニュース

Tenable エキスパートからのタイムリーな警告とセキュリティガイダンスを見逃さないように、メールアドレスをご入力ください。

Tenable Vulnerability Management

最新のクラウドベースの脆弱性管理プラットフォームにフルアクセスし、これまでにない精度で全資産の表示および追跡が可能です。

アラブ首長国連邦を除くすべての地域で作成された Tenable Vulnerability Management のトライアルには、Tenable Lumin とTenable Web App Scanning も含まれます。

Tenable Vulnerability Management

最新のクラウドベースの脆弱性管理プラットフォームの全機能にアクセスして、これまでにない精度で全ての資産を確認、追跡しましょう。 年間サブスクリプションをご購入ください。

100 資産

サブスクリプションオプションを選択してください。

今すぐ購入する

Tenable Vulnerability Management

最新のクラウドベースの脆弱性管理プラットフォームにフルアクセスし、これまでにない精度で全資産の表示および追跡が可能です。

アラブ首長国連邦を除くすべての地域で作成された Tenable Vulnerability Management のトライアルには、Tenable Lumin とTenable Web App Scanning も含まれます。

Tenable Vulnerability Management

最新のクラウドベースの脆弱性管理プラットフォームの全機能にアクセスして、これまでにない精度で全ての資産を確認、追跡しましょう。 年間サブスクリプションをご購入ください。

100 資産

サブスクリプションオプションを選択してください。

今すぐ購入する

Tenable Vulnerability Management

最新のクラウドベースの脆弱性管理プラットフォームにフルアクセスし、これまでにない精度で全資産の表示および追跡が可能です。

アラブ首長国連邦を除くすべての地域で作成された Tenable Vulnerability Management のトライアルには、Tenable Lumin とTenable Web App Scanning も含まれます。

Tenable Vulnerability Management

最新のクラウドベースの脆弱性管理プラットフォームの全機能にアクセスして、これまでにない精度で全ての資産を確認、追跡しましょう。 年間サブスクリプションをご購入ください。

100 資産

サブスクリプションオプションを選択してください。

今すぐ購入する

Tenable Web App Scanning を試す

Tenable One サイバーエクスポージャー管理プラットフォームの一部として、最新のアプリケーション向けに設計された最新のウェブアプリケーションスキャンサービスを完全な形でご利用いただけます。手作業による労力や重大なウェブアプリケーションの中断なしに、脆弱性のオンラインポートフォリオを安全に高精度でスキャンします。 今すぐサインアップしてください。

Tenable Web App Scanning トライアルには、Tenable Vulnerability Management と Tenable Lumin も含まれています。

Tenable Web App Scanning を購入

最新のクラウドベースの脆弱性管理プラットフォームの全機能にアクセスして、これまでにない精度で全ての資産を確認、追跡しましょう。 年間サブスクリプションをご購入ください。

5 FQDN

3,578ドル

今すぐ購入する

Tenable Lumin を試用する

Tenable Lumin で、サイバーエクスポージャー管理の視覚化と調査、経時的なリスク削減の追跡、同業他社とのベンチマークの実施が可能です。

Tenable Lumin トライアルには、Tenable Vulnerability Management と Tenable Web App Scanning も含まれています。

Tenable Lumin を購入する

営業担当者に連絡することで、Tenable Lumin がどのように組織全体のインサイトを獲得し、サイバーリスクを管理するのに役立つかをご確認いただけます。

無料で Tenable Nessus Professional を試す

7 日間無料

Tenable Nessus は、今日の市場で最も包括的な脆弱性スキャナーです。

新 - Tenable Nessus Expert
利用可能に

Nessus Expert にはより多くの機能が追加されています。外部アタックサーフェスのスキャン機能や、スキャン対象となるドメインの追加とクラウドインフラのスキャンなどが含まれています。Nessus Expert を試してみるにはここをクリック。

Nessus Pro のトライアルをお求めの場合、下のフォームに入力してください。

Tenable Nessus Professional を購入

Tenable Nessus は、今日の市場で最も包括的な脆弱性スキャナーです。Tenable Nessus Professional は、脆弱性スキャンプロセスの自動化を支援し、コンプライアンスサイクルの時間を節約し、IT チームの関与を可能にします。

複数年ライセンスをご購入いただくと割引が適用されます。拡張サポートを追加すると、24 時間x365 日、電話、コミュニティ、チャットサポートにアクセスできます。

ライセンスをお選びください

複数年ライセンスをご購入いただくと割引が適用されます。

サポートとトレーニングを追加

無料で Tenable Nessus Expert を試す

7 日間無料

最新のアタックサーフェス用に構築された Nessus Expert を使用すると、拡大された領域が可視化でき、IT やクラウド資産に潜む脆弱性から企業を保護できます。

すでに Tenable Nessus Professional をお持ちですか?
Nessus Expert にアップグレードすると、7 日間無料でご利用いただけます。

Tenable Nessus Expert を購入

最新のアタックサーフェス用に構築された Nessus Expert を使用すると、拡大された領域が可視化でき、IT やクラウド資産に潜む脆弱性から企業を保護できます。

ライセンスをお選びください

複数年ライセンスの場合、よりお求めやすい価格でご購入いただけます。

サポートとトレーニングを追加